
HONDURAS 2012
-本当の力-
-2012年-

2011年3月、日本は未曾有の大震災に見舞われ、私たちはみな計り知れない苦しみを味わいました。あの3月の大混乱のさなか、米国、西欧諸国をはじめ世界中の名立たる国々が次々と日本への支援に名乗りを上げてくださいましたが、実はその中にホンジュラスの名前もございました。私はこの9年間ホンジュラスの人々の苦難を目の当たりにしてまいりましたが、まさかそのホンジュラスが私たちへの支援を申し出るとは思ってもおりませんでした。激しい貧困に喘ぐ彼らには、私たちへの支援を提供する力など恐らくほとんど無かったはずです。しかし彼らはあの大震災の直後、直ちに私たちへの支援を申し出てくださいました。
今回もみなさまの寛大なご協力により15,500米ドルという多額の義援金を彼らのもとに届けることが出来ましたが、この義援金の持つ本当の力はその金額の大きさではございません。苦難に喘ぐ人々に差し伸べられる純粋な助けの手とその心は、その義援金自身の持つ力よりも遥かに大きな別の力を持っております。そしてそれは私たち人間が再び立ち上がるために必要な唯一の本当の力であるはずです。昨年一年間私たちはこの日本で、その事実を身をもって体験してまいりました。
私はこの純粋に差し出されたみなさまの助けの手とその心を、確かにホンジュラスの人々のもとにお届けさせて頂きました。彼らもまたその苦難から立ち上がるために…。
あの大震災で亡くなられた全ての方々に心からの哀悼の意を表します。そして今もなお自らが苦難のさなかにあるにもかかわらず、ホンジュラスの人々のために支援の手を差し伸べてくださった全ての東北地方の方々、そして日本全国の協力者の方々に深い敬意を表し、心からの感謝とお礼を申し上げます。
2012年1月31日 東京


2011年ホンジュラス義援金会計報告
2010年12月8日に全送金を完了致しました前回の支援計画の残金426円に加えて、今回の支援計画へのご協力としてみなさまからお預かり致しました義援金の総額は、2011年12月8日時点で1,016,342円に上りました。これらの義援金を米ドルに換金し、2011年12月8日、現地へ向けて12,900米ドル=1,014,843円(1米ドル=78,67円)を送金致しました(送金手数料=チャージの7,000円に付きましては同日付で私の負担とさせて頂いております)。以上により2011年12月8日現在のホンジュラス義援金口座残高は、1,499円となっております。
ホンジュラス義援金口座の通帳のコピー、及び現地施設責任者(修道院長)署名の領収書のコピーを掲載させて頂きますので、義援金の出納内容をご確認ください。
尚これとは別に、米ドル建ての現金による総額2,600米ドルの義援金をお預かり致しましたが、ホンジュラス義援金口座を通して日本円建てで送金することは昨今の円高為替相場により適当でないと判断し、私自身が現金にて直接現地に運びました。そのためこの2,600米ドルの義援金に付きましてはホンジュラス義援金口座にその記載がございませんが、上記修道院長署名による該当義援金の領収書、及び証明書のコピーを掲載させて頂きましたので合わせてご確認ください。
以上により2011年ホンジュラス支援計画の現地支援総額は15,500米ドルとなっております。
これらの義援金を2011年報告書の「ご支援のお願い」欄にてお知らせさせて頂きました通り、社会福祉施設「聖母の家」と「聖アントニオ女子孤児院」の2つの施設に振り分けてご支援させて頂きました。その内訳はそれぞれの施設の必要性に応じて「聖母の家」に対して14,500米ドル、「聖アントニオ女子孤児院」に対して1,000米ドルとさせて頂きました。どうぞご了承ください。
みなさまの多大のご支援とご協力に心からの感謝とお礼を申し上げます。
2012年1月31日 東京

※ホンジュラス義援金口座の通帳コピー、及び現地施設責任者署名の領収書と証明書の掲載は割愛させて頂きます。